セックスと雑感/はだいろ
いつものように一面で放談しているのだけれど、
それに、ちょっとカチンときてしまう。
タモリのことを、
「タモリ程度」と言っているが、
そんなこといえば、たけしだって、
「たけし程度」でしかないじゃないか。
ロートルな海外の映画祭で評価されたからって、
ぼくはたけしの映画なんて、たいして、いや、ちっともいいとも思わないし、
タモリの肩を持つ訳じゃぜんぜんないけれど、
赤塚不二夫のお葬式で、「わたしはあなたの作品です」と言ったとき、
ぼくはタモリはタモリとしてなにかしら超越した存在だったと思う。
死にそこなったたけしなんか遥かに超えて。
だけど、「日本のお笑いを根本的に、永遠に
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