エロティックな/森の猫
 
貴方の
書いたものに
触れると

エロティックな気持ちが
じわっとする

冷房の効いた部屋で

素肌に
猫を抱くように

太陽の匂いのする
真っ赤なトマトを
果汁が滴るのも
気にせず

かぶりつくように


人を好きになっていいのだと

恋することは
生きることなのだと

教えてくれたのは
貴方だから

私は
精神の自由を
手に入れた

射られたのかもしれない

貴方の
ゴールドの矢に

永遠に
恋する
エロティックな。



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