ナイト・リープ/nm6
れた真っ白い地点から、まさかの中心の遠心のほどほど近くの、ぼくは、そこにいて、しかし何ひとつも変わっていない、気がする、夜の空の途方もないグラデーションのせり出すくろさと、そこに浮かんで、きみを思わせる、ぼんやりとホワイト・イエローに浮かぶ光。虫たちが寄り添う道端の街灯・ザ・サンが、いつの間の間の植物の、ように伸びて、ビルの人知れず照らされた明かりに変わった、しかし雨が。ふるのは何ひとつも変わっていない、気がするんだ。
(明日の朝には正確に、明日の朝が訪れている)
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