口語自由詩における写生についての問題提起/……とある蛙
口語自由詩の世界を構築するために過去の詩人たちの苦悶格闘に関しては詩をよく勉強されているらしい人たちには言わずもがな なので勉強不足の私からあえて論ずる必要もない と思います。
ところで、TSエリオットなどが文芸批評論などで論ずるよう過去の伝統から何かを継受する必要があるのではないだろうか。過去をすべて否定して夜郎自大な詩を創作していてよいのであろうか。
短歌及び俳句の世界では写生論がその革新期に現れ(子規や茂吉)、当然のごとくそれを発展的に継受し現在も活発に創作されている。
詩においても写生論は当然見直されてしかるべきものではないかと考え得る。
元々詩あるいは詩な
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