100日目の日記 (2)/縞田みやぎ
どのまちの人も同じことを言う。「海が直接に見える場所の人間はすぐに逃げた。でも,海が直接見えない場所の人間はみな『大丈夫だ』と思って,助からなかった」私の家から海は見えない。私の通勤路に海は見えない。でも津波は来た。世の中の人々には海がちゃんと見えているのだろうか。
posted at 10:07:25(注36)
あいまいな「世の中」に対して文句を言う癖を何とかしたい… 被害妄想やーねー…
posted at 10:09:25
何が明暗を分けたのかは,現地に居ても全然わからないのです。通り一本挟んだだけでまるで被害が違ったり,海辺だけど無事なところもあったり,逃げたけど追いつか
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