たんたん/木立 悟
 





無視される自由詩やめて短歌かな



だらだらと安心できる短歌かな



右目みて左目を見ず短歌かな



長すぎてどこが「短」だか短歌かな



出る腹に杭をうたれて死ぬピエロ



胸の山くんかくんかと空にまで



炭団から降る炭団見てどんたたた



青い空くぱぁと曇の奥の奥



くちばしを死に突っ込んで哭く日かな



























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