紫色のブドウ畑の中を/番田 
 

私は歩いた
眠かった 私は
そして いつもどこかに立ち止まっていた 
何かを探し求めて 生きてきた 
私は 過ぎていく季節の中にいた 
そして きっと 私は どこまでも歩いた 
このはっきりした 幻の中で

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