スーちゃん/
アラガイs
(ひとりぼっちがいいね
)と呟いたのは 星に煌めくみち潮が月に帰るころだった 。
先の見えないまま
夢を頼りに口ずさんでいた。
(今日も夜がさびしいね
)と呟くのは 陽を浴びて三色の花が咲く
春にみつばちの羽根音も消えたから
(ほら)
そよぐ風は遠く
ひとり、面影が囁いた 。
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