ははおやの山/朧月
小さな山みたい
すそ広がりのひと
わらってもその裏になにかが
ありそうな気がする
あなたの背中から
いろんな匂いがします
いい天気でも悪い天気でも
太陽が背景です
汗がひたいにいつも
浮かんでる気がします
そんなに一生懸命に
叱らないでほしかった
間違ってるとおもうとき
あなたがまじで憎くて
助かったとおもうとき
あなたから光りがみえた
ははおやって不思議すぎて
ははおやが遠いのです
だけどあなたが私にとって
ただひとりのははおやです
ははおやって不思議すぎて
まだまだその山を越えられない
越えられないことに今年も
安心しています
これからも瞳の上の小山で
いてください
私のははおやとして
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