ベトコンとの夕暮れ/番田
特に何も意図していない時に訪れる 色々な物事
今回の災害のような出来事を 人はいつも 考えられない
パチンコ屋に入る時の気分のようなものなのか
しかし つまらなく思える 見ている何もかもが
人前で何も自分が理解しようとしていない音楽を
人前で大声を出してそこで語ることができなかった
街では赤い看板を掲げた飲み屋ばかりが目についた
今日も私はそこでいつものように楽しい思い出を
通り過ぎる女の子と作ることができることを想像した
そして一体私は生きていけるのだろうかと思った
今年の九月に見ていたベトナム戦争が私に何を与えたのか何もわからなかった
はっきり言って何も そんなことは面白くもなかったのだろう
だけどどうも それについてを書くことについて疲れていた
こんなことをもう書かないことだけは誓おうと思う
書くための材料だけは
私の中に だけど
満ち足りていた
いつも 私だけは 知っていたのかもしれない
いつもひとつも
その意味など人間には
何もわかりはしないのだけれど
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