午後/こむ
 
こんなに毎日を重く妨げるのだから

儀式は まだ終わっていないのだろう

私よりも 深くてわからないものばかり残っているので

つなげて行くことはできない。

風に吹かれてふらふらと回る時計の針が 今日は止まっていて

それでも進んで行くものは お茶を飲むため程度にしか役に立たない

午後のゆるやかな日差しが どこか破れ穴のある室内に差し込んで

静かに 深く 明るい
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