銀の涙/窓月
 
1、供述

被験者Αの供述

捨てきった排泄の切れ端
淑やかに私の周りを廻り
新しい道を作り出そうと
押し寄せては押し寄せて
私の道筋を封鎖したのだ

被験者Βの供述

快楽と錯覚する散漫な曲
道楽で満す生活の善と悪
面と向かい話す事も無く
ただ闇雲にやるつもりが
誰かの背中を押していた

被験者Сの供述

1人で腐っていたんです
私には貴方しかいなくて
気付かれる事もなく笑い
私たちの目は取り除かれ
深く深くただ深く根付く

俺の供述
1パチなんかやるもんじゃねぇわ
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