脳内白昼夢。/菊池ナントカ
 


吐いた血を見ながら、
昨日の女との行為を思い出していた。
鉛のごとく重い脳は、(もう生きるのなんて辞めようぜ。)と喋りだしてた。

この道の先が天国なら。
この道の先が天国なら。
この道の先が天国なら。

そう感じていたんだ。
そう感じていたんだ。
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