釣り/
番田
私はいつも理解できないことが
辺りに散らばっている
一体どこにあるのだろう それは
一人で地球儀を回しながら
私の見る風景は 存在するのだろうかと
暗い時の中で 考えていた
私は失いそうだ その意識を
私はどこに行くのだろう
流れる川面を いつも見つめていた
暗い夕暮れの中で
ひとりで 何かを 祈りながら
帰ることのない道を
ぼんやりと 私は歩いていった
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