デレート/番田 
 

夢の中の何かを 彩る
思い出のような感覚なのだろうか
わからないけれど 私は 歩いていった
風の中を 嵐が 吹く
時の中を 風が 吹く


私は誰なのかと思った
手に 数えた
誰もいない 平凡な毎日を


そんなことをひとりで思っていたのかもしれない
今日も私はどこに行くというのだろう
ひとりで夢を見ているような気にさせられた
風の 吹きすさぶ 夜に
何が どこに あるのかと
夢を 流れた 夜の中に


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