ありのまま/金バ
 
本当に純粋にありのままが表出できたなら、
それはとても素晴しく、すごいものではないのだろうか。

本当に純粋にありのままが表出できていない現実、の空白を補うために
技術が存在するのではないか。

また、ありのままに至っていると見せかけるために、
技術が存在するのではないか。

また逆に、技術を向上させるという行為は、ありのままの純粋へと至るための手助けと
なりえるのではないか。

技術が、自分を離れ、自分をありのまま、へと連れて行くことも
あるのではないか。

ありのままの純粋に至るには、技術が最良だとは思えない。




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