「青空」/ベンジャミン
 
{引用=どんなに遠くを見つめても
そこは一面のブルースカイ

「青」は

けしてきれいな色じゃない
少なくとも
けしてきれいなだけじゃない

無邪気に微笑んで
悲しみを忘れるために見上げた空
空っぽの心の中に

ブルー

気分を色にたとえれば
ちょっとブルーなんて言いたくなるとき
そこにきれいな青空があることが悲しい

灰色の雲に覆われて
どしゃぶりの雨の中でたたずんでも
水たまりに映るすべての景色はそうブルー

何かを混ぜた色


「純粋」は

けしてきれいなものじゃない
少なくとも
けしてきれいなだけじゃない

無邪気に誰かを傷
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