104人目の女/はだいろ
 
して聞くのが楽しみだ。


放射能スパイスのインスタントラーメンと、
あのひとが暖房をつけろというメールをくれたので、
毛布にくるまってるよと返信し、
104人目の女と遊ぶ。
どこか、きりのいいところでやめたいから、
煩悩の数だという、
108人目まで、遊びつづけようとおもう。


写真の印象とは違ったけれど、
ドライバーが道に迷って遅れてやってきた女の子は、
サービスは満点に近く、
まあまあ、満足だった。
だけど、やっぱり、なにか、引っかかりがないと、
ただのサービスだから、
きっと忘れてしまうだろう。
それでもありがとう、楽しかったよ。


お金が入ったら、したいことは、
先にやってしまうに限る。
あとは、なんとかなる。
なんとかならなければ、それまでのことだ。
人事異動はなかった。
あんなゴミみたいな人びとと、
また1年間、
仕事をするのである。
なんのために。
遊ぶために?
いや、
いや、
なんのためでもない。
ただ、仕事だから、ただ、それだけだ。







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