もも/藤鈴呼
 
な 存在だから
光に 満ちて居る

誰もが 目を閉じた瞬間
真っ暗な夢を 感じるだろう

物語が 始まれば
辺りは 煌いて
閉じた筈の 瞼の先に

何時か 瞳に映し出した
相手の笑顔が 灯るのでしょう

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ちょこなんと 
甘い欠片の その横に
リスが座って 舌を出す

甘い言葉の その代わり
ちょっと 机に 一欠片
チョコを しぼって 垂らします

茶色の布巾で 拭いたなら
リスの涙が 流れます

抽出された コーヒーは
春の 竹の子 見出すよう

リスの 尻尾は 乱さない
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