映画:ホラーハウス/ああああ
 
、なんかくらいだけでなんにもないね、と話しました。あ、だれかたってる、また人形かな、ほんとだ、案山子みたいな? 近づいていくと、いやちがった十字架だ、花がそなえてある、だれかのお墓ってこと? なんか字がほってある、な、そんなもん読まなくていいよ、なんか気味わりーよ、え? だってお化け屋敷だもん、しようがないじゃん。
 道が3つにわかれていて2つは明るくてなだらかで、ひとつはくらくてせまいです。
なあ、明るいみちいこうよ、え? 無理だよ、車おりれないでしょ。
 細い道に入ると落書きだらけの看板がありました。国道122号線、なしもとけずる、なにこれ? と彼女はいいましたが、Nさんは頭を抱えてこわがっていました。どうしたの? 梨本さんちの長男けずる君、ランドセルに書いてある名前をみたんだ。なにそれ大丈夫? おもいだした、子どもをひいたんだ、殺したのはおれだ。あ、駅が見えました。もう大丈夫です。お忙しい中すみません。ありがとうございました」できれば振り出しに戻り頭のてっぺんに鳩のフンがつけられていることに気付くこと。

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