リーマン/番田 
 
ることすら知らない


時計は いつも 回り続ける
夢は 何だったか すでに 忘れてしまったらしい
ああ みんな 全て 勝手にすればいいのだ


一本のタバコに 私は 火をつける
望遠鏡で 遠くの風景を 私は見つめた


文字一つ わからなかった 日曜日
様々なことを思わされた
全て人のためではないのかもしれない
今がおもしろいというわけでもなかった


自分が ぼんやりと 頭の中に浮かんでいた
何のために 私は 一体 生きてきたのだろう


何もわからないまま 生きてきた
すべて未来のできごとなのかもしれなかった


それとも 遠い異次元の話しだろうか
語るべき言葉も すでに私は無くしてしまった


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