一日の後半から前半にかけての詩/
マフラーマン
栄えている街も 工場も
ある一瞬 不意に眠る
たったひとつの音しか聞こえない世界に
億千万の意識が
大気圏で浮いている 眠っている
あなたの脳は
意識を手放して
気ままに夢をみる
大統領も
実に ばかばかしい夢をみる
都合の良い夢は早く
恐ろしい夢は遅く
そういうシステムになっている
そして皆に平等に
朝はやかましく訪れるのだ
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