幸せの代償/
subaru★
りの集落が懐かしい
熟れない葡萄を摘んでいた頃が愛しい
焦げたパンをちぎって分け食べていた頃が懐かしい
あなたが引き金を引くのに躊躇するなら
私は僅かなパーセンテージでも あなたを説き伏せるだろう
「折り合い」と言う名の話し合いでリカバリーに努めるだろう
あなたが武器を捨てるまで
柵も壁も堀も空しい「レリーフ」だけが焼けに目に付く
そんな世界を今でも人は見続けたいのだろうか?
そんな私の愚問が君を惑わし続ける
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