よだれ料理番/ヨルノテガム
ら鮭の身は喜んで はじき からまるだろう
次に あらかじめ味噌をホイル包みに入れて(食材の上に)
みそ風味で仕上げるという手もある 焦げない程度に
水分が要るだろうがそこらへんはうまく食材たちが相談して
くれている 何分くらいで出来上がるか そこらへんも
よくわからないが火加減は弱めでゆっくりじっくり火を通す
感じだ さあ出来た(最後に細い刻みネギを少しふってもいい)
白い湯気と香りが膨らみきっているところを やぶり覗き込もう
イヤらしいくらいの唾と涎(よだれ)に導かれるのは
エベレストのような神々しい白飯の睨み、飯山を削り取りながら
新鮮な海のものを喰べよう。食そう。
これは冒険のはじまり、味の裏側へ。
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