人 間の国/salco
のサブリミナルを投げかけはするのかも知れない
清潔で陰鬱な我々・極東のペイガン達に
少しは理(ことわり)に怯えてみよと迫っているのだろう
我々は理に怯えていないのか
個々で不安を十全なほど抱えていないか?
この煤けた現状や先行きの無色透明を「神意」と名付けていないだけで
なるほど神の国など来りはしないと思っている
それはGUCCIのドアボーイがGUCCIのポリシーを
象徴しているのでなく
容姿端麗180?上の選考基準を通ったアルバイトなのだ
という程度に確かだ、と
例えばニューヨークの街角でも、多分それは同じだ
人々の素通りは、
オーソドックスとノンレリ
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