迷惑な話/天野茂典
朝の風を吹きいれた。フアンヒーターはつけたままだ。初めてのものように風は室内に流れ込んだ。凛賭して気持ちがいい。淀んだ空気のなかでぼくは雷魚のように棲んでいたのか。世間知ラズ。くしゃみを3回した。鼻水がたれてきた。起きるのが2時間遅れた。なにかが少し狂っている。女子大校舎に旭日の兆し。明るい日差しが差し染めた。まだ霜はフラナイ。イラクでは人が死んだ.星条旗を掛けられて。なぜひのまるじゃなかたのか。
首を切られていたそうだ。キリスト教とイスラム教のゲリラ戦。アルカイダはテロリストなのだ。自爆テロの恐怖。アメリカの覇権主義がつまずいている。校舎の輪郭がはっきりしてきた。ぬけるような青空。イラクで
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