ブランコ/
こむ
君は 夜の公園で
ブランコをゆらしながら
待っていました
ひとりで
でも 君は ほほえんでいたので
わかりませんでした
君が ひとりだと
いまも
どことは知れない夜の公園で
君が ブランコをゆらしているような
そんな気がして
行かなくては と
思いつめる夜があります
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