a piece of dream/洋輔
 


冷たい光にあてられて
影さえ消えて行きそうだ
夢のかけらが漂って
沈みかけてるこの場所で
いまある意味が無駄になってる
けして無意味じゃないけれど
僕がどんな形なのかも
忘れ去ってしまいそうさ

鏡が光を映し出す
けどそこにいるのは僕じゃなく
浮かび上がっては消えてゆく
ちいさな夢くずたちなんだ

名前も価値も持たぬまま消えてゆく光があるよ
もしも君の存在に証があるならば
それは僕の心の中に


妙に明るく振舞って
いつもよりよく笑うから
“何かいいことあったのか”って
鈍感な僕は訊いたんだ
一瞬淋しい眼をしてから
君は“まぁね”と答えたね
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