冬の今日/
朧月
頷くことに数千の
首ふることに数千の
意味があること知っている
あなたへ触れた私の手のひら
たくさんつまった気持ちの手
ぜんぶ わかる
ことに意味はない
お互いが
ここにいることを実感できた
それがうれしい冬の今日
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