綿埃から うらめしやの立ちのぼる〜/ヨルノテガム
ける地獄を
味わった者も数千名
まるで ヒミツの魅惑の出来事 ダダ。
夜、キスしながら歌う内臓のハミング、ハ―モニ―が
響いている
人類は宇宙人と口約束を そして実行に際し
それはまるで強烈なチョップ、いやパンチ、いや心を込めた
誘惑の体現であった――――星を回る周遊旅行への招待。
急な旅に驚き人魂どうしが会釈し合うのを見たという宇宙人の
交換日記データが風に乗ってクルリと舞い吹く
宇宙人は汗をぬぐう、の舞い吹く
(スズメ)という存在の無い世界が現われ その関係性は途切れる
そんな消失が各地で見られた
誕生も、また。
夜中、小さな木の板が組み合わさり
巨大な鳥のついばみ、石は目となる
関係性の歩き出す朝に
まるで人は( )のように
巨鳥を見上げる
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