華氏/
杳
きみのてあしが
わたしにそう
ゆるくまきついた
へそのおみたいだ
ほどけなくて
もどかしくて
いつのまにか
しみこんで
まるで
わたしのいのちを
きみが
たもっている
そんなふうに
おもうんだよ
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