印象/
番田
私は一人
考える 見えない 何かを
たたずむ私は一体誰だろう
そして 解らないけれど遠くにはいなかった
私は眠る
流れていく そして やがて私は
私の中で信じた
幻の世界を この手に 私は見た
世界に散らばる街で
信じた 遠ざかる 自分を
夢の中で私は確かに見た
一つの 流れる 彩りを 描いた
絵の中で そして
私はぼんやりと考える
理解した時にきっと私は
歩きだす この 吹く 風の中を
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