目眩/
番田
浮浪者ですらない日
思いとなったそこから眠りに落とされていった
そこで一体私はマトモなのだろうかと思った
暗闇は 時の中の 言葉だった
私は君に迷わされただけだ
一体 君は 恋人なのだろうか
君は そこで笛を鳴らした
思いの中の入り口を私は流されていた
そこで私ではない 思いの形を見た
遠い物語の中で 私は記憶させられた
誰だろうか だけど 孤独なのだと 流された
夜の中で 私は記憶の言葉の幻を見た
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