草食系男子/徒歩5分
 
にびいろの街で見かけたマフラーのオレンジの色 早足で追う


昼休みローソンに行くきみ見つけ 上ずった声で「俺も行こうかな」


彼のこと思い浮かべて話すとき そんな顔をきみはするんだね


バイバイと笑顔のままでゆくきみが 振り返らずに消えた三叉路


きみもまた片思い抱き眠る夜 読み返すメールあるのだろうか


ドキドキで寝不足だった月曜日 昼になるまで寝る冬休み


「好きなんだ」伝えられない言い訳は すぐに見つかる悲しいくらい


恋ごころ大事に大事に育ててた みっともない恋になると知らずに
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