ダイアモンドチャック 母恋編/ハイドパーク
閉める習慣、着けてくれてないから、
僕、すごい恥かいたんだよ。」
母「え、え、何、何、ごごめん・ごめん・」
俺「ダメダメダメ今度こそ、絶対に許さない。
僕がどれだけ苦労して、ここまで登りつめて来たか、
いったいぜんたい判ってんの?」
母「おお、ごめん、ごめんよ、坊や。ううううう。」
俺「何でこんな簡単なこと、教えることが出来ない。
それでも本当に僕の母親ですって言うつもりなの。」
母「ごめんなさい、ごめんなさい坊や。みんなママが、
ママが悪かったの。どうしたら、どうしたらいいのか、
言って頂戴、ううううう。」
俺「アホか、今頃謝っても、もう遅いんだよ。
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