コピー用紙の上に書かれていた言葉/番田 
 
面には、色々なコメディアンの姿が入れ替わりで登場している。赤や黄色や水色などの彩りの服で、自分自身の存在をアピールしている。ステージはパッチワーク状のモザイクのタイルが模してあった。マイクは、ONKYO製なのだろうか。どこかで業務用機械の販売に特化していると聞いたことがある。村上春樹の小説は面白くなかった。


そこいらの芸能人の書いた物の方が、面白いと思えた。それはなぜだろう。それにこうしてぼんやりと流れていく人や、景色を見ている方が楽しい物だ。街角からは素敵なBGMなどが流れてくるし、華やかなパレードがそこに行進してくることもある。家に帰れば、平穏な時間が流れていく。それは、誰にも何も与
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