街の隙間/番田 
 

憂鬱な鼓動を
そこに響かせている


何にもない日の
夢に 落ちていく


輝いた 日没
バス停の 右のどこか


憂鬱な晴れ間をのぞかせている
くたびれたような その 寂しさ


あなたのことを 見た
雨の降る 朝だった


角ばった窓際には
光が降り注いでいた


日曜日は憂鬱な時間だと
理解させられた


それは私の 渦巻く日
私は石の 住み家を 建てた


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