何かが足りない/carax
 
始まりから
終わりまで

展開のない映画のように
退屈に生きてきた

僕の語る言葉はもう
本当のことさえ嘘のように
聞こえてしまうだろう

終わりであっても
終われないんだ

始めたくても
始められないんだ

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