詩人風味/藤鈴呼
 
スファルトの もっとずっと上の
温かな 部屋の中

幾つもの 言の葉たちは
ゆっくりと 眠っています

縦になった ノートの中で
ちょっと 窮屈なくらいが
丁度 良いのです

*即興ゴルコンダ
タイトル 詩は走らない BY 帆かけ さん

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私には 淡い記憶しか 有りません
それも 実際に 体験したものでは 有りませず
祖母から 子守唄のように 聞かされた 話です

同じような 話でも
聴きこぼしている事実が 
きっと 幾つか 存在していて

次に 聴くまでに
忘れている話も 沢山 
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