初めてを君に/とわ
 
私が生まれたとき、最初に顔を見たのは
お父さんとお母さん
私が初めて歩いたとき
凄く喜んでくれたのも
お父さんとお母さん

私の初めては、お父さんとお母さんが一緒にいた

でも、これから私の初めては
すべて貴方と共に見ていきたい

悲しいことでも
辛いことでも
たった一回の喜びを
一緒に分かち合いたい


だから

「ねぇ、」
「なんだよ?」
「私ね……本当は」

初恋は貴方ににあげる

そして

「…俺も」

その先に待っている愛を

貴方に捧げます

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