to YUI 2010.10.12 23:07/時間が蕩けるアインシュタイン
 
只、僕は涙を堪えなければならない程、君を愛して居て、生温い君の歌声がこの心を春の樹皮にさえしてしまう。僕は君から受け取ったプレゼントで心を落ち着かせて居るし、心を混ぜこぜにされても居る。両瞼を閉じれば、数時間後の幸せ─君からの愛─の心象を感じ取る事ができる。僕は君と一緒に詩を書きたいし、フローリングにうつ伏せに成って、幸せの秘訣が載っている雑誌を、日溜まりの日でも、僕と君の心に雨雲の影が浸み込んで来る日なんかでも読み続けたい。君と暮らしたい。涙の代償は君からの愛。
君の居ない、満身創痍の世界と、君の居る、秋を越えた日々の世界は、現実世界と夢世界の様に互いに影響等及ぼさない。疲れ果てた心、は、満月
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