三日月夜/
唐草フウ
誰にも話さないで
誰にも聞かないで
ゆめなど散り散りにもえてく
そして貧しくなっていくこころ
指も開けば寒い
瞼はディープな森とかし
捜査難航、回顧困難 わたしたちは落ち葉
そこからとびだせば
誰だよすぐに神だなんていうの
ひとつのいとに
こんなに揺さぶられる
ありがとう
どうして逃げてるの
どうして逃げられないの
もっとそばにいて
もっとそこにいさせて
崩れそう
繰り返しているようで繰り返しているんじゃないから
戻る
編
削
Point
(10)