閉じた瞼/ポー
 

いっぱいの涙を隠した

心に隙間ができて

埋めようにも埋まらない

空虚な光りだけが眩しくて

静かに瞼を閉じた

遠くて熱い夏を思い出す

そう 輝いていたね 二人とも

この瞳を開ける頃

私はどこに 佇むのだろう


あの場所へ 帰れたらいいな



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