光陰/さき
ップを捨てよう
そういえば
聞かないCDが
空気がないこの部屋の片隅で
無限の音を奏でている
正直にいえば
私には興味がない
星の光も
花の色も
貴方が大好きだといった
あの外国の歌だって
誰が何と言ったって
答えを求める私にとって
この世は無意味だ
そしてこんなにも無力
止めたいと願っても
ここで終わりたいと思っても
そんなの出来ないのに
それでも無限なんかない
在り処なんかない
行き先なんか分からない
だからこそ
こうして
繰り返す
恋を止めることなんか出来ない
涙を枯らすことなんか出来ない
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