あしたのひるのさんじ/
さわ田マヨネ
いた
あしたのひるのさんじには
ながれがこぞんだじゅうばこの
すみっこで
こぼればなしがまたひとつ
ぽろりぽろり
ゆびですくってやっても
ながれていってしまうもので
(サー)
それじゃあと
てがみにしめしても
逆行してむかっていきたいいつかは
けっきょくてにふれられないものでして
でして
だからと
くつひもで
むすんでおいた
それはやっぱり
ちょうちょむすびで
とじられていた
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