あしたのひるのさんじ/さわ田マヨネ
 
いた
あしたのひるのさんじには
ながれがこぞんだじゅうばこの
すみっこで
こぼればなしがまたひとつ
ぽろりぽろり
ゆびですくってやっても
ながれていってしまうもので
(サー)
それじゃあと
てがみにしめしても
逆行してむかっていきたいいつかは
けっきょくてにふれられないものでして
でして
だからと
くつひもで
むすんでおいた
それはやっぱり
ちょうちょむすびで
とじられていた
戻る   Point(3)