ゆめ風船ー風船3/
……とある蛙
らませ
なかなかそれでも気づかずに
それを知らずに上を見て
一生懸命探したが
空気の抜けた風船は
今の自分の夢に似て
どんどん萎んで地に落ちた。
それを隠して照れ笑い
素知らぬ顔で生きている
心の中の風船は
萎んだままで穴が開き
もう膨らむことは無かったが
2度と膨らむことは無かったが
代わりに何かが膨らんだ
代わりに何かは重いもの
それを抱えて歩いてる
死ぬまで抱えて歩いて行く。
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