あたたかな夢/
ゆず
小さい子どもを間に挟んで手をつなぐ、なんて
最初で最後かもしれない
そう思ったら
なんだか泣きそうになった
明日の保証なんてどこにもないし
想いを伝える日もきっと来ないだろう
それでも
戸惑いながらも付き合ってくれる君と
つながる二人分の手があたたかい
それだけで(それだけ、が)
わたしは一番の幸せ者になったような気がした
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