火の学会の着席順 清水武夫/鵜飼千代子
 
だろう。パロディー作家が印税で生活出来て、元ネタの作家が生活保護を受けられるかどうか命の瀬戸際では、元ネタは黙りを決め込みたくなるのは当然だが、ギブアンドテイクの関係に持ち込めれば、双方が痛み分けを出来るような気分にもなる。

 

「新俳句航海日誌」にかつて掲載された写真を元に、わたしがパソコンの画像ソフトで描いた絵である。手前のフード付きパーカーの人が清水昶氏で、毛糸の帽子がキスチョコの形に似ていたので、顔を描いて投稿したのだが、『あれはなんですか』とたずねられてしまった。掲示板でのごたごたに会議を開いている最中の写真で、笑いをとるところではないの
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