日曜日の画用紙に/番田
岩石さん、一言言いなはれや。そろそろ
この何でも無くなったような日の片隅で眠りに落ちて行くような、
頭の金銭感覚自体が、おかしくなるから、
なんなんだろう…と、そこで腕を組んで私は考えている…
青岩ダコさんの子供はそこでなにやっとる。
明日の献立を考えている、ちらし寿司を箸でなんとなくつまみながら
車の製造工場でなぜ働いているかを、自分自身にいましめてみるべきだよ
なんというかそれは、そうさせられた、野ネズミの夢の、残骸のようなものかも知れぬ。
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