Nv0iceTと罪のないアヒル/石田 圭太
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ぼくがはじめてきみになかだしをしたよる
ぼくのなかのぼくはほとんどしんだ
額からこぼれ落ちてくる
角を拾い集めて
ひとつずつきれいに並べていくと
そこにはさみしい道が出来た
瞼からこぼれ落ちてくる
鱗を拾い集めて
ひとつずつきれいに並べていくと
そこにはやさしい道が出来た
快晴の空、大群で、美しい隊列をなしてアヒルが飛んでいくのを目撃した。それが夢じゃないと知ったとき、関係のない国では戦争が行われているんだろう。空爆。きみはどう?ふわふわとしたシルエットからは、やつらの性質を無
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